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🔷中国‐深圳
訪問2回-2018,2019
香港から北に行くとそこは中国本土。緩衝地帯を抜け、羅湖などのイミグレーションを通ると経済特区の深圳だ。かつて鄧小平が人口約30万人の漁村に過ぎなかった深圳を「第二の香港を作る。」と言った時は側近から失笑が漏れたらしいが、今や香港の2倍にもなる人口を有する大都市へと変貌した。
香港と印象が大きく違い、広東語の看板は少なく広い道も多い。歴史的には新しい街なので古刹はほぼ現存しないが、巨大な街へとどんどん変貌を遂げる様はエネルギッシュだ。
絵描きとして面白く感じるのはかつて油画の模倣品を作っていたが、現在は中国の油画家を多く輩出するまでなった大芬村(ダーフェン)。日本には無い絵画屋、額縁店、画廊や画材店が集中的に集まった絵描きの町。結構な人たちが絵画を直接買って帰ってゆく風景を目の当たりにして、羨ましいなぁと思ったのは、秘密。
羅湖のゲート。
香港とのイミグレの近くには、広東語もちらほら見る。
わずか50年前は小さな漁村に過ぎなかったが、急激な都市化を経験した稀有な街。産油国でない例としては、比較的珍しいと思う。それと同時に、繁栄には盛者必衰の理というものもある。日本も、世界中の国もその運命には逆らえない。
この風景がどう変化してゆくのか…人間の英知が試されている。
深圳駅。でっかい!
香港から日帰りで来ると、漢字が一気に簡体字になるので不思議な
感じがする。
旅人によっては香港と似ているという人もいるけれども、自分は全く違う印象を受けました。
大芬村!
中国のサンジェルマンの丘…?面白かった。
中にはこんな名作(迷作?)も。
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